顕微鏡検査

こんなお悩み・症状はありませんか?
- 足の指の間がジュクジュクして、かゆみがある
- 爪が白く濁ったり厚くなったりしている
- 股や体に輪状の赤い発疹がある
- 頭皮のフケやかゆみが治らない
顕微鏡検査とは
顕微鏡検査は、皮膚や爪、毛髪などから採取した検体を顕微鏡で観察し、病原体や異常を確認する検査です。
皮膚科では主に、真菌感染症(水虫、たむし、カンジダ症など)や疥癬の診断に用いられます。検査時間は数分から十数分程度で、その場で結果がわかることが多く、迅速な診断が可能です。
痛みはほとんどなく、皮膚の表面を軽くこすったり、爪の一部を削ったりするだけで検査ができます。目視だけでは判断が難しい皮膚疾患を正確に診断し、適切な治療薬を選択するために重要な検査です。抗真菌薬を使用する前に検査を行うことで、確実な診断に基づいた治療が可能になります。

検査の対象になる症状
顕微鏡検査が必要となる症状は、主に真菌感染症などが疑われる場合です。
これらの症状がある場合、顕微鏡検査で原因を確認することが重要です。
足白癬(水虫)
足の指の間や足の裏に、かゆみ、赤み、皮むけ、ジュクジュクとした湿潤、水ぶくれなどの症状が現れます。
爪白癬
爪が白く濁る、厚くなる、もろくなって崩れる、変形するなどの変化がみられます。
体部白癬(たむし)や股部白癬(いんきんたむし)
体や股に円形または輪状の赤い発疹ができ、中心部が治って外側に広がっていきます。
カンジダ症
指の間、脇の下、おむつが当たる部分などに、赤くただれた湿疹ができます。
頭部白癬
頭皮に円形の脱毛やフケ、かさぶたが生じます。
疥癬
全身に激しいかゆみを伴う小さな発疹が多数現れ、特に夜間にかゆみが強くなります。
検査内容
顕微鏡検査は、病変部から検体を採取して行います。
爪白癬など重症の場合は、内服薬による治療が必要です。疥癬には、疥癬治療薬の外用や内服を行います。治療期間は症状によって異なりますが、根気強く継続することが大切です。
足白癬・体部白癬
病変の周辺部の皮膚を軽くメスやピンセットでこすり取ります。
爪白癬
爪の変色した部分を爪切りやニッパーで削り取ります。採取した検体に水酸化カリウム溶液を加えて、顕微鏡で観察します。真菌が存在する場合、特徴的な菌糸や胞子が確認できます。
疥癬
疥癬が疑われる場合は、皮膚の一部をメスで削り取り、疥癬虫や卵、糞を顕微鏡で探します。検査結果が陽性であれば、真菌感染症や疥癬と診断され、適切な治療を開始します。真菌感染症には、抗真菌薬の外用薬や内服薬を使用します。
当院では、顕微鏡検査で正確な診断を行い、患者様に最適な治療をご提案いたします。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
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